サン・セバスチャンへ小旅行② バル巡り巡り

駅から市場を目指す途中に立ち寄ったバル。
カウンターに並ぶサンドイッチのようなピンチョや、オープンサンド風のピンチョを頼むお客さんを、女性の店員さんがきびきびとさばいていきます。

 

こちらはラ・ブレチャ市場そばのGorriti(ゴリッティ)


1920年創業の老舗バル。
立ち飲みで市場のそばにあるせいか、狭いカウンターがキュウキュウ。
とはいえ、入れ替わりが激しいのでちょっと待てばすっとカウンターに入れます。



場所を確保した後は、やっぱりチャコリ。
口を開けて飲んでるように見えますが、カウンターの下でチャコリのグラス(ボデガ)をちゃんと持っています。

カウンターに並ぶピンチョは、揚げ物やパンの上にトッピングをしたシンプルなものが多いです。ピンチョといえど、ボリューム満点、一口では全然食べられません。


こちらはGoizargi(ゴイスアルギ)
海老のピンチョが有名なお店。

 

やわらかい白パンに串に刺した海老。少し酸味のあるソースがかかっています。

ここでももちろんチャコリ


こちらはLa Cepa(ラ・セパ)


店内にぶら下がる生ハムが目を引きます。



こんなに見せられたらもちろん頼むのは生ハム。


脂がつやつやでとろけるようなおいしさでした!
食べきれなかったのでおみやにしていただきました。


ここでチャコリは小休止。
スペインの赤ワインといえばリオハ産。

お店の外で談笑しながらワインを飲む地元の方たち



こちらはGandarias(ガンダリアス)
カウンターだけでなく、テーブル席もあるちょっと広めのバル。


こちらのおすすめは写真奥にあるワインサーバー。
鮮度の良い様々なワインを飲むことができるのと、チャコリの品ぞろえも豊富なので、飲み比べができちゃいます。


カキを発見したので、もしやスペイン産??と思って聞いたら、フランス産でした(笑)


厨房で焼いてくれるブロチェッタ(串焼き)もオーダー。
イカがとっても柔らかくて、ソースも絶品。


カウンターの中ではおじ様たちが機敏に働いていました。




こちらはGanbara(ガンバラ)
きのこ料理がおすすめのお店。写真のカウンターの奥(レジに隠れて見えないのですが)に数種類のきのこが山になっていました。


こちらはセップ茸(ポルチーニ)のプランチャ(鉄板焼き)。
真ん中にある卵黄を絡めながら食べるのが流儀。


この日巡ったバルは市場の地下も含め全部で7件。
ちょこちょことしか食べてないとはいえ、相当おなかがいっぱいになりました。
でもまだまだいろいろなものを食べたかった!
1日では満足できない食いしん坊には天国のような街でした。