バイヨンヌのレストラン① La table de Pottoka

パリの6区にある予約の取れない人気レストラン『Pottoka』
バイヨンヌ出身のシェフ、Sébastien Gravéさんが、2011年6月にオープンしたバスク料理をメインにしたビストロです。

ミシュランにも掲載されたことのある人気店で、その彼が故郷のバイヨンヌに2015年にオープンしたのが、今回ランチにお伺いした『La Table de Pottoka』


伺ったときにはすでにお客様がいっぱいで、座ったテーブルの周辺だけ写真を撮らせていただきました。

ファサードと外のテーブル、椅子のカラーに使われているブルーがお店のカラーで、シンプルな店内の素敵なアクセントになっています。



こちらは地元のワインをと出していただいたイルレギーのワイン。
※イルレギー(Irouleguy)はフランスの最南西端に位置し、スペインの国境近くにぶどう畑が広がっている。


アミューズで出てきたアスパラガスのスープ 焙煎したゴマがかけてありました


前菜 活〆マグロ赤身のタルタル ニンニクとピキオのムース パニス添え


前菜 牛テールとマッシュルームのラビオリ アスパラガスのスープと羊のチーズのクリーム


メイン タラのパルメザンチーズのパン粉焼き なすのムースとトマトのパウダー

全体的にモダンな料理が多く、メインの食材は肉・魚バランスよく用意されています。
野菜は形を生かしてそのまま添える、というよりは、いろんな形に変化させ、随所に使っているのが印象的でした。

パリとは違って、せっかく地方にあるお店なので、もう少し郷土料理の要素があったらうれしいな、、、、

La table de Pottoka

※Panisse(パニス)はフランス第二の大都市マルセイユのご当地料理。
ヒヨコ豆をペースト状に練ったものを厚さ1cmぐらいに伸ばし、切ったものを油で揚げたり、フライパンで焼いたりして食べます。切り方は、拍子木状だったり、三角形だったり、お店ごと、家庭ごとに思い思いの流儀があるようです。
※piquillos(ピキオ)
小型で肉厚の赤ピーマン。焼いて果皮、種子を取り除いたオイル漬けが販売されている。詰め物料理に使用されることも多く、肉類、魚介類、チーズなどが詰められる。タパスの材料やスープの材料としても用いられる。